◇激进路命+路索人,其他路相关只吃路左。放路左(包括以后的路索)产出的子博:@食糧倉庫。

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【听写】いちばん・ときめく! CDシリーズ 四季彼氏 二年目 5th Season:梅雨(上)

出演:小野友樹

发行:2016.06.22

出版:KADOKAWA CORPORATION

分类:乙女/全年龄/朗读CD


说明:

1. 瀬見雨音真的超级可爱啊!!想给大家介绍他。内心戏超多的年上家里蹲属性,每次他一紧张就噼啪一道闪电开始下大雨我真的23333 这张音效也太好了点吧!!厨艺技能满点的女主角让我好羡慕啊…礼貌、可爱又主动,我也想要这样的女朋友(危险发言)。

2. []中是主角和女主角对话时/自言自语间隙的内心活动,其他符号的使用习惯还是和之前一样(下划线表示不确定),欢迎指导~!


>4-6轨的听写:戳我;1-3轨的翻译:


トラック01 妖怪アメフラシ


あ…腹減った…

うん?あ、ない。__ヌードルの塩味、またもう一個あったはずだ。ない…

もうお湯でいいや。

ふ…熱っ!なんだよ、熱いよ。ふ…ふ…

お湯…いいじゃん。変な味しないし、沸かすだけだし、あったかいし。これから腹減ったら、お湯飲もう。そうすれば、もうちょっと外出なくていいし。どうせずっと雨だし。どうせ…雨だし。どうして腹って減るんだろう。腹が減るせいで、食い物を買いに外に出なきゃいけない。減らなかったら、コンビニとか必要ないのに。食って腹いっぱいになっても、寝て起きたら、また減ってるし。すごい無駄感。けど、無駄って言うなら、俺がこうやって生きてること自体…既に壮大な無駄なんだと思う。もう何日大学行ってないかもわっかんないし、最後に親に連絡したのがいつかも分からない。携帯の履歴見ればいいけど、その携帯が家のどこにあるかもよく分からない。多分、電池切れてる。でも、困ることとか…そんなにないし。どうせ…雨だし。

昔から俺がいる場所には雨が降った。母さんが赤ん坊の俺を連れてたお宮参りも雨。七五三も、花見も、遠足も、運動会も、家族旅行も、合唱祭も、社会科見学も…全部雨。けど、俺が学校休むと、その日だけ晴れた。だから小学生の時妖怪アメフラシっていうあだ名が付いた。うまいあだ名だと思う。けどそれ以後、俺は沢山学校休んだ。だから友達いなくて、親にも申し訳なかった。友達いないから、ずっと家で一人だし、暇だし。暇だから、勉強するのは嫌じゃなかった。試験だけ受けて、大学受かって、アパートで一人暮らしするってなって…大学の入学式も雨だったけど。それでもここまで来れば何か変わるかもって、ほんの少しだけ思ってた。でも、変わらなかった。

住む街が変わっても、住む部屋が変わっても、俺がいる場所にはいつも…雨が降る。雨が降るたびに俺の心とか体まで水が染み込んで、いつの間にか俺は本当に妖怪アメフラシになったんだと思う。何をしても楽しくない。楽しいってことがなんだったがあんまり思い出せない。そもそも、そんなことが俺にあったのかどうかも…分からない。このまま、この部屋で雨に怒れて死ねたらいいな~とか思う。けど、そんな事を本当にやる気力とか、そういうのも全然ないし。降り続ける雨をぼうっと見ながら、お湯を啜る。俺のやることはそれしかなかった。

「四季彼氏二年目 フィフスシーズン:梅雨 瀬見雨音」


トラック02 紫陽花


雨 雨 降れ 降れ 母さんが 蛇の目(じゃのめ)で お迎え♪

あ、かたつむり(*蝸牛)だ。ここの庭にもかたつむりとかいるんだな。お前、紫陽花でなに色が好き?でもかたつむりって色見えてんのか。

うん?アパートの前にいんの…引越し屋のトラックだ。誰か越して来るのか。うちの隣空いてるし。[嫌だな。引っ越して来られたら、面倒くさい。]

部屋…戻ろ。

*ディンドン♪

うん?やっぱり引っ越してきたの…隣の部屋か。

早くいなくなれ。俺に関わるな。

よし、いなくなった。[何でわざわざこの時期に、このアパートに引っ越してくるんだよ。せっかく隣誰もいなくて静かだったのに。]

できるだけ会わないようにしよう。

[けど、数日も経たないうちに、俺は引っ越してきた人物に会ってしまうことになった。しかも、ただ会うだけじゃなかった。]

雨 雨 降れ 降れ 母さんが 蛇の目で お迎え♪

うん…この後でなんだだっけ。おい、かたつむり、お前知ってるか。

えっ!あ…う、うん…[女…の子…だ。俺よりちょっと下くらいの…見たことない。あ、この子か。この間隣に引っ越してきたの。何の用だよ。あんま(り)俺に話し掛けてこないてくれよ。]

はい、隣の部屋の…瀬見ですけど。

うん…どうも。

[だから、話し掛けてこないてくれってば。引っ越してきたからって、隣に挨拶しなきゃいけないなんて法律ないだろう。早くいなくなってくれ。俺はもう喋る気ないんだ。これ以上テンパるとまた…]

一応…そうですけど。

は…[何で隣に越してきただけで俺の大学まで聞くんだよ。しかもお隣りさんと同じ大学なんて…そんなクソ面倒いじゃん。まあ、俺は大学行ってないから関係ないけど。]

お、おう…は…[もういいじゃん!まだ話すこととかあんの。俺はない。これ以上テンパらせないてくれ。あ…ほら、雨が強くなる。]

まだなんかありますか。悪いですけど、俺もう行…あ。

は?!

えっあの、今なんて…

う…あの子、今一目惚れって言ったか。誰に。俺に?いつ?今?え?

昔から、俺がいる場所には雨が降った。だけどそれだけじゃなくて、俺のテンションが可笑しくなると、雨が強まるっていう法則がある。誰にも会わないはずの町中で女中のやつと偶然会っちゃった時とか。先生に当てられてやりたくない教科書の朗読をやらされた時とか。どんな時も雨が降って、雷が鳴った。だから俺はできるだけ緊張したくない。誰にも波を立てられたくない。嫌なんだ。なのに、瀬見さんに一目惚れしちゃったみたいなんですって言ってたよな、あの子…なんだそれ。*やる→やらせる→やらせられる→やらされる;波を立てる:雰囲気を悪くするような行動をとること

その日から、俺は徹底的にその子を避けた。元々外に出ることはほとんどなかったけど、その頻度をもっと下げたし。どうしても出なきゃいけない時はできるだけ夜中を選んだ。他人のせいでペースを乱されるのは本当に…嫌だ。怖いし面倒くさいし雨が降るし。いい事は…何にもない。だけどそうやって俺が努力してるのに、あの女の子はとことんそれを邪魔してきた。別にわざとじゃないと思う。だけど、どうしても仕方がなくて大学に行った日とか、そういう時に必ず偶然出くわしてしまう。まるで俺がいると雨が降るみたいに、俺がいるところにあの子が現れるっていう法則があるみたいだった。*出くわす;乱す。

[あ。__ヌードルの新しい味出てる。鯖マヨネーズ味って…これうまいのか。]あ、こ…こんばんは。[また会った。何でこんな時間にコンビニ出会うんだよ。]

どうも。はい…ま…え、この__ヌードルの鯖マヨネーズ味…食ったことあるんっすか。

うまい?鯖マヨネーズ味…そう、うまいんだ…鯖マヨネーズ。

え、ああ…ま、いつもここで一週間分ぐらい買いだめしてるから。周りと。[何でそんな事聞くんだよ。俺が何食ってもあんたに関係ないだろう。帰る。帰りたい。もう…一人になりたい。]カップ麺とか、飯だけ炊いてカレーかけて食ったりとか、そんな感じだけど。いや、野菜は嫌い。[だから帰るんだって。会話とか…無理だって!]うん、じゃ俺もう行きます。

は?[今なんて言った…この子。]何であんたの作った飯を…何で俺が食べるの。

は…あんたが料理得意でも俺に関係ないっしょう。

グラタン…グラタン。あ、あんたグラタン作れるの…作れるんっすか。

カニグラタン…うん、好き。カニグラタン作れるとか、すごいなあんた。

マカロニ…マカロニは穴が開いてるのか。好き。*穴が開く【惯用句】空缺。不足,缺少。

[俺はグラタンに負けた。だって、グラタンってうまいじゃん。俺がこれまで食べたものの中でも、多分一番好きだ。今まで冷凍のを買おうとしたことはあったけど、うちの電子レンジが安いやつで、オーブン機能ってのが付いてなくて、諦めてた。グラタンが食えるって思ったら、心が揺れた。女の子はグラタン作って、出来たら持って行くと言った。俺は彼女の目を見なかった。]

*ディンドン♪

あ、どうも。あ…すごい、マジでグラタンだ。あ、えっと、じゃ、そこの台所のどこに置いて…ください。

フォーク、あ…フォーク。あ、コンビニでもらったやつなら、どっかに余ってると思うけど。うん。あ、えっと、これ食い終わったら…その、皿とかあんたのだし。その、返すのとか。

食べ終わったら教えて…どうやって…じゃ…[食い終わったら、皿をあんたの部屋前に置いとく。そう言おうとして…言えなかった。それじゃ出前取ったみたいで、流石にこの子に悪いと思ったからだ。他人のことは苦手だけど、嫌われるのはもっと嫌だ。そんなのはやっぱり怖かった。]じゃ…その、食い終わったらあんたんちに俺返しに行くから。すぐ食うから。いや、でも腹減ってるし、俺。一瞬で食えるから。うん、気をつける。あの、ありがとうございます。作ってくれて。

ふーあちっ!…うまっ!

カニグラタンは死ぬほどうまかった。比喩とかじゃなくて、本当に食ったあと死ぬんじゃないかってぐらいうまかった。口から入れると、冷えてた手とか、腹の中まであったかさが広がっていく。食べながら、給食でグラタン出る日は割りと楽しみだったのとか、忘れてた事を…いくつが思い出した。

食い終わったあと、二時間くらい掛けて覚悟決めてから、皿を返しに行った。人んちの呼び鈴押すなんて年単位で久しぶりだった。緊張してやっぱり雨が降った。だけど…

あ、あの、御馳走様でした。これ、皿とか返す。うん、すげえうまかった…です。あ…

だけどうまかったと言ったら、彼女は笑顔になった。誰かの、しかも自分に向けられた笑顔をこんなに近くで見るのは初めてかもしれなかった。部屋に戻って一人でそのことを考えた。女の子が笑った。その笑顔を作ったのは多分…俺なんだ。それは俺にとって奇跡みたいな瞬間だった。蕾だったピンクの紫陽花が一気に咲くみたいだと俺は思った。男のくせに。


トラック03 雨の動物園


いつも飯作ってくれてありがとう。これお礼ってわけじゃないけど、受け取ってくれたら嬉しい。うん…は…いや、なんか違う。そもそも、受け取ってくれて言ったて、何上げていいか全然分かんねえし。ギフトカードとかなら俺も欲しいけど、そういうんじゃないだろう、女の子って。多分…ダメだ。物はダメだ。ハードルが山より高い。

あの…君ってその…世間一般っていう可愛いっていうのか、俺にはちょっと分かんないだけど。君のこと…俺は、その…俺的にはいいと思うっていうか。いい…っていうか、すげえいいっていうか。あ、その、えっと、あの、ええと、ね…うまくは言えないんだけど。あのね、えっと、ね…なんとなく分かるだろう。

って○○かよ!!

あの子、○○とか分かんないよな、絶対。っていうかなにやってんだ、俺。は…俺にこんなの、こんな普通みたいなこと、やっぱできるわけないじゃん。[そうだ。そんな普通みたいなこと、できるわけない。だけど…]

*ディンドン♪

うん?あ、今行く。

あ、どうも。こんにちは。あ…今日は何?なんかすげえいい匂いする。ビーフシチュー…それって…茶色やつ。あ、本当だ。茶色やつだ。うん、うちの家だとシチューって白かったし、肉も鳥だったし、ご飯にかけて食ってたし。ああ、君…んちはご飯にかけない派?うちはかける派。分かれるよね、これ、はは。今度やってみなよ。うまいから。ドリア___。

あ…ううん、何でも。[まただ。ダメだ。やっぱ無理だ。最近この子が笑うのを見てると、胸が苦しい。マジで死にそう。死ぬかも。]あ、えっと、それ、その、シチューの鍋、どうす…しますか。俺の分だけうちの皿に取り分けるとか。あ、いや、うちろくな皿とかないから。なんだったら今100均で買って…

うん…え、え、一緒に?

一緒に食べる…[いやいやいや、ダメだろう。無理だよそんな。先のセリフの五億倍ぐらいハードル高っ]お…いいけど。[良くねえよ!]う、あ、でも、その、俺の部屋すげえ汚いし、人来たことないから、あんまない。その、あと、君みたいな子には良くないっていうか、でも、えっと、ああ…[何でいいって言っちゃったんで俺!身の程知らず。雨男。妖怪アメフラシ。キモオタ。引きこもり。ニート。人間のクズ。あ、あ…あーー]

え?じゃ、私の部屋で食べますか~?

そ、そうかな。そうだね。うん、せっかくお隣りだもんね。はは…はは…[ふふふ…アハハじゃないよ…]じゃ、じゃ…それ冷めちゃうし、ね、腹減ったし。えっと…

あ、お邪魔します。[俺はその時、掛け値なしに、生まれて初めて女の子の部屋に入った。当たり前だけど、間取りは俺の部屋と同じだ。台所とユニットバスに、八丈の部屋が一つ。だけど、ただ壁を一枚隔てただけで、世界ってこう変わるものなんだろうか。敷きっぱなしの布団も、カップラーメンとかペットボトルのごみも、この部屋にはない。床には、なんか、なんていうんだろう。もさもさして気持ちいい。小さな絨毯みたいな和紙__。カーテンは淡い青だった。彼女に似合う。紫陽花の花びらの色だと思った。男のくせに。

俺と彼女は黙ってビーフシチューを食べた。すごく美味しくて、実家で出てくる白くて鳥入ったやつと同じ種類の食べ物とは思えなかった。俺はあっという間に食べ切った。彼女は嬉しそうにおかわりを出してくれた。付き合せにってマッシュポテトみたいなやつも出てきた。付き合せかなんなのか俺にはよく分からない。だけどそれもすごく美味しくて、おかわりした。]

御馳走様でした。全然…お粗末さまなんかじゃない、あんたはすごい。どれ食ってもすげえうまいし。この間のハンバーグとか、人参の…なんだっけ。そう、それ、グラッセ。あと一昨日の…あの魚の…なんだっけ。そう、それ、ムニエルも美味しかったし。本当。うん、うまいよ。

あ…あ…あの、あ、え、えっと、その…料理とか好きなの?そっか。うん。あ、あの、これ俺毎回食ってばっかで、その、食費とか出すから、ちゃんと、うん。

そういうわけにもいかないよ。なんか俺とかしないとって思ってるんだけど。その、金じゃなくても、なんか欲しいもんとか…考えたんだけど分かんなくて、その…何でもいい。俺できること何もないけど。俺はしたいっていうか。したい…気持ちあるっていうか。だから、その…

うん、うん。

[デート?!!]

彼女は初めて会ったあの日、俺に一目惚れしたと言った。だけど、それ以後、それっぽい話は出ない。俺はあの子が作ってくれた飯をただ食って、食器とか返して、それしかしてない。何かで返さなきゃとは思ってたけど、いい案とかも全然思い浮かばない。それに、何がしたら、絶対嫌われるに決まってる。そんな俺にあの子はデートがしたいと言った。これで、やっぱり、俺のこと…俺のこと、俺の、俺、俺俺、俺…あ!オレオレ詐欺。詐欺!詐欺だったら納得いく。詐欺なら分かる。分かるよ。だけど、多分…あの子はそんな事しない。もしあの子が俺を…俺を本当に好きだとして、だとしたら、デートで嬉しいかもしれない。お礼になるかもしれない。だけどそんな事本当にあるんだろうか。期待しちゃダメだ。裏切られるのが普通なんだ。考えるな。思えば思うほど雨は降った。今年の梅雨は長引いてますとか、__ていてた。全部、俺のせいだ。

だけど、どんなに雨が降っても、一日が始まて終わることは変わらない。すぐに約束した日がやって来てしまった。あの子は何故か動物園に行きたいと言った。俺はすごく久しぶりに電車に乗って出かけることになった。

雨…だね…ごめん。雨の日に動物園なんて、なんていうか、水着ないのにプール行くとか、肉ないのにバーべキュー行くとか、そんくらい意味ない。ごめん。そりゃだって…雨が降るのは俺のせいだし。ああ、うん、一応。うん、中入ろうか。

人全然いない。うん?白熊?見たいの?ああ、けど、白熊もいないじゃん。やっぱ雨だからあま動物とかいない…あ![袖、引っ張られた!女の子に、袖、引っ張られた。袖とか、俺、袖のある服着っててよかった。]

あ、白熊。部屋の中なら見られるんだ。えー大きいな~近いし、でかいし、白いっていうか、なんか灰色だけど。あ、マジで好きなんだ、白熊。すごい真剣に見てる。ほかには、見たい動物いるの。俺?俺は別に…っていうか、動物園ってどんなのいるとかよく知らないっていうか。小学校の時遠足で来たけど、そん時もすげえ雨で、俺ずっとバスで待ってて、一人で、ずっと。

あ、ごめん。こんな話全然つまん…あ![また袖、引っ張られた。俺、この服…きっと一生捨てない。]

爬虫類館…蛇も好きなの。うん…蛇って俺あんまり近くで見たことない。うん?何処にいるんだ。あ![ち、近い…蛇は見えないけど、距離が…近い!えっと、俺が女の子とこんな距離になったなんて経った?中学の時クラスの白井さんと掃除当番になって、一緒に付けを運んでたら、白井さんが__ちゃって、とっさにどうにかしようと思って、手を離したら二人で__時期になって、白井さんが退け雨降らしって泣き__ながら叫んで、俺は三発殴って逃げてた時以来…だと思う。どうしよう。緊張する。泣きそう。ああ…でも、髪の毛つやつやだな。]

うん、綺麗だ。え?あ、あ…えっと、蛇だよね。蛇の話。うん、あの蛇、すごい、えっと、すごいでかくて重そうだよね。あ!蛇だけにヘビー、なんちゃって。

[今すぐ死のう。]

うん、蛇だけに…ヘビー。蛇だけに、そう、蛇だけにね。うん、死にたい。え、ウケた?今ので?え?いや、気とか使わなくていいよ。俺普段全然人と喋んないから、面白いこととか言えないし。今のだって別に…事故っていうか、__事故っていうか。駄洒落言いたかった__じゃないし、ないんです。ごめんなさい。え、嬉しかった?何で。

あ、それは、まあ、少しは前より喋るようになったかもだけど。初対面の時とかに比べたら。あ、いや、違うよ。初対面の時って言ったのはそういう意味じゃなくて、初対面でいきなり一目惚れとか言われたから、びっくりしたとか、詐欺じゃないかって疑ったとか、今でもあんま信じてないとか。いや、そういう話がしたいんじゃなくて、その、俺は、俺、俺は…[俺は当代一のアホだ。]

ああ、えっと、ごめん、俺、その…あ…[ほかに誰もいない爬虫類館で、俺と彼女はじっと立ち尽くした。目が見られなくて、俺は彼女の濡れてしまった靴の先っぽ見ていた。俺は女の子に、こんないい子に、何もいいことを言うことができなかった。せっかく誘ってくれたのに、せっかく笑ってくれたのに、せっかくデートなのに。楽しくないの、靴が濡れたのも、全部、俺のせいだ。やっぱ無理だよ。これ以上幻滅されたくない。怖い。怖いんだ。]ごめん、本当にごめん。けど俺、帰るね。俺帰ったら、きっと晴れるさ。だから、動物園楽しいんでって。

彼女がまた俺の袖を掴もうとしたのが分かった。だけど、俺はそれをひどく振りほどいた。怖かったんだ。怖くて、俺は大雨の動物園から逃げるように、アパートへ帰った。


つづく(・ω・`)


注释:

1. 瀬見唱的歌是《雨降り》。这首儿歌越前和冰室竟然当作角色歌唱过,很神奇了还挺好听的哈哈哈啊哈哈哈,戳这里

2. 100均是类似十元店的地方…吧。

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